利便性がアップされたAmbition Mods Polymer V2 tool kit!
RDAやRDTA、RTAといった自分でコイルを巻いて使用するアトマイザーを使う方が必ず1つは持っている物があります。それは「ビルドツール」です。
このビルドツールはコイルを巻くためのコイルジグ、ワイヤーを切るためのニッパー、調節用のセラミックピンセット、コットンを切るために使うハサミといった道具がセットになった道具箱のようなものです。
こういったツールの中には携帯性に優れたものも多くありますが、大半は鞄の中に入れていると邪魔に感じるような大きさをしています。
そういった携帯性に難があるビルドツールを非常にコンパクトに、持ち運びやすくした製品があります。
その製品はGATE MTL RTAでおなじみのAmbition Modsの「Polymer V2 tool kit」です。
製品スペック

初めに製品スペックをご紹介します。
高さ:83.5mm
幅:14.5mm
重さ:60g
材質:SS316(316 ステンレススチール)
カラー:SSシルバー
Coil jig&Coil plane: 1.5mm / 2.0mm / 2.5mm / 3.0mm / 3.5mm
六角レンチ:1.3mm /1.5mm /2.5mm
+ドライバー:1.5mm /2.5mm
−ドライバー:2.0mm
まず初めに目につくのが製品の大きさと重さです。
高さ約8cm、幅約1.5cm、重さ60gと非常に小型で軽量なことが見て分かります。
このサイズはまさにこのPolymer V2 tool kitならではの特徴だといえるでしょう。
次にこのツールで使用できるビルドツールを見ていきましょう。
セットされているツールとしてはコイルジグ、六角レンチ、そして+と−のドライバーになります。
ジグの太さは最も細いものから1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mmと5種類のものがあります。
そのため、MTL向けのアトマイザーでのビルドから爆煙向けのアトマイザーまで、幅広くビルドが可能となっています。
六角レンチや+−のドライバーはどちらもミリ規格となっているため、インチ規格のアトマイザーに対しては使用できないのを覚えておきましょう。
ビルドツールの素材はSS316が使用されているため、製品そのものの耐久性や腐食などに対しての強さも充分だといえます。
使用方法について
Polymer V2 tool kitの使用方法は非常に簡単なものになっています。まずこの製品は本体パーツが4つに分解するようになっています。
本体上部、ボールチェーンを接続するためのホールがある部分から「Coil bits set」「mid cap」「Screwdriver bits set」となっており、Coil bit setは更にコイルジグを収納するパーツとコイルジグをセットするパーツに分離します。
コイルジグを使用する場合、まずCoil bits setの部分のスレッドを回して取り外します。
そうするとCoil bits setに格納されている収納されているコイルジグが取り外せるようになるため、好みの内径のジグを取り外します。
次はCoil bits setにセットされているコイルジグをセットするパーツを取り外します、外し方はボールチェーン用のホールがある部分を持ち、引っ張るだけです。
そうすると内部にジグを接続できる穴が空いたパーツが分離するため、そこに取り外したコイルジグをセットし、ビルド用ワイヤーをセット用パーツに空いた穴に通します。
その後はmid capと呼ばれるコイラーに開けられた、各ジグのサイズに適応した穴にセットしたジグを通し、コイラーに取り付けられたネジにワイヤーを引っ掛けながらコイラーを回転させてジグにワイヤーを巻きつけながらコイルを作るだけです。
クラプトンやフューズドクラプトンといった太いワイヤーの場合、ジグセット用のパーツに開けられたスリットにワイヤーを当てる事によってコイルビルドが可能です。
次にドライバーや六角の使用方法についてです。
こちらはmid capとScrewdriver bit setをつなぐスレッドを回して取り外すと、Coil bits setと同じように内部にドライバーなどが収納されているため、使用するツールを収納部から取り外し、mid capに開けられた穴にセットして使用するだけです。
初代との違いについて
Polymer V2 tool kitは「Polymer tool kit」というツールキット製品の後継機となります。初代の製品のスペックに関してはV2と全く同じ物であるため、使用できるツールなどに関しては違いがありません。
しかし製品の使用しやすさなどに関しては大幅に向上しています。
Polymer V2 tool kitはcoil bit setとコイルジグをセットするパーツが分離する用に作られていますが、初代はジグをセットする際に全てのコイルジグを外す必要があり、使用時の手間とジグ紛失の可能性があったのです。
しかしV2ではジグの収納部とセットパーツが別れるようになったため、とても便利に使用できるようになったといえます。
実際に使用してみた
Polymer V2 tool kitを実際に使用しビルドを行ってみました。まずコイルジグの使用感を確かめるために、2種類のコイルを作ります。
1つはシンプルにKanthalA1 24G5巻のコイルです。
コイルビルドに使用するジグは根本部分をOリングで固定されているため、間違って落ちてしまうということもありません。
実際にコイラーとジグを使用してコイルを巻く際にも非常に楽に巻く事ができました。
次に爆煙RDAなどで使用する太いワイヤー、今回はNi80 26*2+Ni80 36Gのフューズドクラプトン4巻のコイルです。
こちらのコイルの場合、ワイヤーをセットするための穴にワイヤーそのものが通らなかったため、サイドに設けられたスリットにワイヤーを当てながら作成をしてみました。
ワイヤーの端が外れてしまわないように指を添える必要がありましたが、コイラーを回す際にネジからワイヤーが外れないよう意識するだけで非常に楽にコイルを作れたため、利用感はとても良いといえます。
最後にドライバーなどの使用感です。
今回は先程作成したコイルを使うため、Kanthalのコイルは同じくAmbition Mods製のアトマイザーであるGATE MTL RTAに、そしてフューズドクラプトンのコイルは爆煙RDAの代表であるGOON RDA V1.5にセットしてみました。
ドライバーなどのツールも収納部にOリングでセットされているため、使用時や脱着時に意図せず外れてしまうことはありません。
mid capにセットして使用した感想ですが、mid capのグリップ感によってしっかりとホールドして使用できるため、とても扱いやすいように感じます。
そのため、GATE MTL RTAのような比較的小さなネジに対してもしっかりと適応しますし、GOON RDA V1.5のように大きなネジで止めるRDAでも便利に使用できます。
まとめ
Polymer V2 tool kitの全体的な使用感ですが、非常に便利なツールであると感じます。製品のサイズは非常に小さなものですが、そのサイズの中に上手くジグとドライバーをセットしているため、とても便利に活用できます。
しかし使用していて感じた難点として、セッティング次第ではこのツール1つではビルドを完結できない、という点があります。
例えばコイルをセットした際のレッグ処理、このツールにはニッパーが付属していないため、ワイヤーを切る際には金属疲労を利用して切ることになります。
チャンバーの狭いRTA等の場合、金属疲労で切った際にできるレッグのバリとチャンバーが接触し、ショートする可能性もあります。
そしてビルドするコイル、マイクロコイルの場合はマイクロコイル化するためにピンセットが必要ですが、このツールキットにはピンセットがありません。
そのため、ビルドの際にピンセットを使うマイクロコイル化、ホットスポットの除去はこのツールだけではできません。
以上のような使用する上で多少の難点が存在していますが、こういった難点を込みにしても、このツールは非常に利用しやすいビルドツールです。
持ち出し用のツールとして使用せず、自宅内に据え置きで使用する場合であればビルドスペースの道具を非常に少なくできます。
そのため、他の道具を使用する必要がある、という難点を感じる事無く非常に幅広くビルドが可能となるでしょう。
持ち出し用のツールとして使用する場合、別途セラミックピンセットやニッパーといった多少の道具を持ち運ぶ必要がありますが、他のビルドツールの携帯時と比べて総荷物量は大きく抑える事ができます。
外出先でもビルドをしたい、そんなVAPEを愛する方は1つもっておくと非常に便利な製品だといえます。
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